エイリアン:コヴェナント

公開初日にさっそく『エイリアン:コヴェナント』を観てきたけど、まぁ話はわかったよ、という感じ。おもしろいはおもしろいに違いないけども。そういう時代なんだろうと思った。AIのロボット同士が取っ組み合いの喧嘩するシーンを観て、facebookのAIがAI同士独自の言語で会話し始めたから処分されたというのを思い出したし、他にもそんな風に思うことがあったけど忘れた。そもそも『ブレードランナー』の監督だしね。

『プロメテウス』の続きで、後の『エイリアン』シリーズを考えるとそういう話にせざる得ないのか、とか思ってみたりも。それにいろんな人がベースにあるのはミルトンの『失楽園』とかいう話をしていて、そうなのかもしれないけど、それじゃつまらないじゃないか、これはこれでエイリアンという新しいお噺として観たい、なんて思ったりもした。

今回の映画でよかったのはショウ博士の末路が垣間見えるデヴィッドの研究室。グロいけど美しかった。ショウ博士のアノ造形物が欲しいと思ったくらい。

そこにあったデッサンの一部が見れるサイト

http://www.alien-covenant.com/news/davids-drawings-shaw-his-experiments-now-online

f:id:rs149:20170927085443j:image

ショウ博士の末路を思うと、AIには義理も人情もないよね、それがロボットのいいところだけど、ダメなところだよね。やっぱり長所=短所か。