先日『TENET テネット』をIMAXで観てきました。簡単にいうと「主人公が時間のドツボにはまる様を見せてくれる映画」です。その様子がトリッキーですごく楽しめるんです。
通常のタイムトラベルとかタイムスリップものとは異なり、時間を逆行して過去へ行ったり来たりする話なので、1日前に戻るのに丸1日かかるというふうになり、逆回転してる映像を見せられたりするんですが、実はそうじゃなかったりするし、そういうとこに新しい感覚を味わうことができる映画です。しかも出来るだけ本物を撮ることにこだわる監督さんなので、劇場の大画面でこそ観るべき映画で、特にIMAXで観ると迫力が凄くて最初の5分で映画の世界に引き込まれること請け合いです。
この映画に批判的な人がいるようですが、おもしろさを共有できなくて残念ですね、とだけ言っておきます。
※この劇場で観るときはだいたいこの席で観ます。わたしの指定席だと思ってます。
感覚としては1時間半くらいの映画だと思ってたんですが、実際は2時間半の映画でした。わたしの1時間どこへ消えた?てなりました。いかに楽しかったかってことです。
キャストで、エリザベス・デビッキさん(やたら身長高い美人女優)にあまり魅力を感じなくて何故?と思いながら観てたのですが、えっ!そこ?という場面がありました。勘違いだといいなと思います。
デンゼル・ワシントンの息子、主人公のジョン・デヴィッド・ワシントンはお父さんには似てなくて、朴訥として憎めない感じがしますが、役柄自体がそんな感じで役に合っていてよかったです。それと新しいバットマンでこの映画の肝のロバート・パティンソンはバットマンに期待していいんだなと思いました。
それと主題歌がTravis Scottの“The Plan”で、エンドクレジットで大音量で聴けたのはよかったです。
ポスターの文言がいいですよね。
“ミッション〈時間〉から脱出せよ。”
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