宇宙軍法会議<ost-ep21>

スター・トレック宇宙大作戦』の21話「宇宙軍法会議」がミステリーさながらでおもしろかった。カーク船長が過失罪(殺人)で宇宙軍法会議で裁かれるという話。

カーク船長がとった行動手順はすべてコンピューターに記録されている。コンピューター有史以来、コンピューターは絶対的に正しくて、ミスを犯すのは人間、何か問題が起こればその原因は人間のミス、ヒューマンエラーであるとされている。だから「カーク船長vsコンピューター」という図式で法廷が進んでいき、カーク船長はどんどん不利な立場に陥ってしまう。

はて、コンピューターは本当に正しいのだろうか。

ミステリーといえば謎を解く探偵のようなものがつきもの、そして探偵は論理的思考を持っているもの。「全ての不可能を排除すれば真実だけが残る」というのはシャーロック・ホームズの台詞である。その台詞をスポックに言わせたのは2009年リブート版の映画『スター・トレック』だ(それ以前にもあったもしれないけど)。そしてここでの謎解き役はもちろんミスター・スポック。

 

f:id:rs149:20170507093704j:plain

 

不可解な真実を示すコンピューター、そこに隠された謎を解くスポック、カーク船長の運命は如何に!?