ワイルド・スピード(玩命關頭)8

やりたい放題邦題

洋画の邦題に対して思うところが色々ある今日この頃、『ワイルド・スピードICE BREAK』を観てきた。原題は『The Fate of the Furious / Fast & Furious 8』で氷の欠片も見当たらない。でもポスターを見ると氷上走ってるし、それなりに何かあるのだろうと思っていた。ところが、ICE BREAKは最後の見せ場をそのまま言葉にしただけの意味しかなかった。派手なアクションがメインの映画だよ、ヴィジュアルをみればわかるでしょ、と適当に命名された感のある邦題に正直げんなり。

ハック

映画自体はおもしろかったには違いないが、何かが釈然としない。たぶんあんな簡単にハッキングできるものかっていう疑問とそこらじゅうオートドライブ機能が搭載された車が走ってるのかっていう疑問があったからかな。それならそれで最初から目当ての車を乗っ取ればいいじゃん、って元も子もないこと考えてたせいか。それとシャーリーズ・セロン、単に好みの問題で顔が好きじゃないから。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でフュリオサが好きじゃなくて、役柄が好きじゃないだけかと思ってたけど、シャーリーズ・セロンの顔が好きじゃなっかったことに今更ながら気づく。こればっかりはしょうがない。

アマンド 

ゲーム・オブ・スローンズ』のファンなので、今回は野人のトアマンドが出演しているということでそこも注目してたんだけど、そんな印象深い役でもなくてちょっと残念。極寒の地が似合う役者ということでのキャスティングだったのかなと想像してしまう。あのヒゲと髪そのままだったら衣装もワイダリンっぽいやつじゃないと雰囲気でないし、そこを少しKu-Fuしてくれたら楽しかったのにね。ミッサンディは引き続きの出演なので馴染んでた。

面白い楽しい

一番おもしろかったのは最初のハバナでのレースシーン、まさに fast & furious(白熱して)で最高にぶっ飛んでた。そして一番楽しかったのはホブスとデッカードの刑務所シーン。ステイサム主演映画はハズレなしで安心できるというのを感じていたのは、こういう格闘シーンが特に楽しいからに違いないと再認識。主演映画ならとりあえず観れば楽しいという意味でポニーテール野郎スティーブン・セガールに通じるものがある。

玩命關頭

台湾版のタイトル

玩命:命知らずのことをする

關頭:瀬戸際

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楽しい映画なのでこれからもこのシリーズは観続けようと思う。